SEKAI FUDOUSAN
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コラム

本質だけ。セールストークなし。

2025.01

なぜ高いインターに子供を入れるのか。

答えは単純で、同級生が誰かという問題です。

外交官の子供、富裕層の子供、経営者の子供。

年間300万円の学費を「教育の質」で正当化する親は多いが、正直に言えば本質はそこではない。子供が10歳から18歳まで毎日顔を合わせる人間が、将来のネットワークになる。

ドバイのインター学費は年間200万〜500万円。東京のインターとほぼ同じか、むしろ安い。違いは、同級生がドバイに家を持つ親の子供だということ。

マレーシアは年間60万〜200万円。コストは圧倒的に低い。ただし「誰と同級生になるか」の層は変わる。

どちらが正解かという話ではない。何を買っているのかを理解しているかどうかの話。

2025.02

ドバイの所得税ゼロは、いつまで続くのか。

「ドバイは税金がかからない」。これは事実だが、正確ではない。

2023年6月に法人税9%が導入された。それまでゼロだったものが動いた。個人所得税は現時点でゼロ。だが「未来永劫ゼロ」と約束した法律は存在しない。

UAEが個人所得税を導入しない理由は明確で、それが最大の競争力だから。世界中から富裕層を集めるための設計。ただし、国の歳入構造が変われば話は別。

現時点で合理的な判断は「今はゼロ。法改正のリスクは常にある。だから法人スキームで受け皿を作っておく」。税理士ではなく、構造を理解している実務家に聞くこと。

「ドバイは税金ゼロだから」で思考を止める人間と、「ゼロである構造的理由と、それが変わる条件」を理解している人間。買う物件は同じでも、5年後の結果は違う。

2025.03

オフプランを買う人間と、買わない人間の差。

オフプラン(未完成物件の先行購入)は「安く買える」から人気がある。これは間違っていない。完成時より20〜30%安いケースは実際にある。

ただし、安い理由がある。完成しないリスク、完成が2年遅れるリスク、完成したら図面と違うリスク。これは確率の問題で、ゼロにはならない。

オフプランで利益を出す人間は、デベロッパーの過去の完成率を調べている。エスクロー口座に金が入っていることを確認している。支払いスケジュールを、自分のキャッシュフローと突き合わせている。

「安いから」で買う人間はオフプランを買うべきではない。「この物件はこのデベロッパーのこのエリアで、完成率は96%で、エスクロー残高はXで、引き渡しはY年Q月」と言える状態で買う。それ以外は博打。

博打が悪いとは言わない。博打だと理解した上でやるなら、それは判断。

2025.04

マレーシアMM2Hビザの「改悪」が意味すること。

2024年、MM2H(マレーシア長期滞在ビザ)の条件が大幅に引き上げられた。定期預金の最低額はRM150,000〜1,000,000。月収証明RM40,000。

「改悪だ」という声は多い。それは申請者の立場からは正しい。だが、マレーシア政府の立場からは「フィルター」。

旧制度では年金生活者でも取得できた。新制度は「一定以上の資力がある人だけ来てください」という明確なメッセージ。

これが意味するのは、MM2Hコミュニティの「質」が変わるということ。モントキアラの日本人コミュニティの構成が変わる。物件の需要層が変わる。価格帯が変わる。

制度変更を「条件が厳しくなった」で終わらせるか、「需要構造が変わる」と読むか。後者で読める人間は、変更直後に動く。

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